おてらおやつクラブ

2024年1月17日

今年度の春日井さくらライオンズクラブのメインアクティビティ「おてらおやつクラブ」の当日となりました。「おてらおやつクラブ」とは、お寺でお預かりした「おそなえ」を仏様やご先祖様からの「おさがり」として頂き、様々な事情で困りごとを抱えるひとり親家庭や子どもをサポートする全国の支援団体へ「おすそわけ」する活動です。

 

春日井市では林昌寺がこの活動を行っています。このお手伝いをしようと春日井さくらライオンズメンバーが集まりました。最初に会長挨拶、そして春日井まつりで行ったバザーの売上金から「発送料」を副住職に贈呈しました。その後、我々メンバーからの提供品とお寺に集められている「おそなえ」を仏様の前に並べて、全員でお経を読み「お勤め」をし、「おさがり」として頂きます。

 

お経を読んだ後、各担当に分かれて箱詰め作業にかかりました。まずコンテナを用意し、日付順に分類します。以前に集められた物も出してきて、日付の迫っている品物から段ボール箱に詰めていきます。日用品や重い物を下の方に詰め、食料品(お菓子等)をその上にのせていきますが、壊れやすい物や箱を開けた時の見た目なども考慮しながら作業を進めます。

 

さくらのメンバーは全員手際よく作業を進めることが出来るので、副住職も驚くほど予定していた数の箱詰めがあっという間に終わり、それならとさらに段ボール箱を出していただき、約3倍の量の箱詰めが完了しました。お手紙担当のメンバーは、「これを食べて元気を出してください。がんばってくださいね。」などの言葉を手紙に書いて、箱の一番上に置き、作業を終了しました。

 

終わってから、皆さんでお茶を頂きながら、今日の感想をそれぞれ発表していきました。「今回、初めて体験させていただき、困っている方々の為にお手伝い出来て良かったです。」という意見が多くありました。私も委員長として「この活動は本当に困っている方に直接応援できる活動なので、メインアクティビティとして取り上げていただき心より感謝です。」とお礼を述べました。